- 短期の旅行と異なり、長期の旅行となると宿泊費の負担が大きくなる。
- 宿泊費を抑えるには、Go To トラベルのような国の施策、株主優待による割引、長期滞在用のサブスク利用などを検討しよう。
- もし移住先を探しているなら、自治体が実施しているお試し移住事業に申し込むのも良いだろう。
Go To トラベルを利用
- 期間限定の施策と思われるGoToトラベルだが、使えるうちは候補になるだろう。
- 1予約で7泊まで使えるので、それ以上の長期滞在には複数予約に分ける必要があるだろう。※2020年10月時点の情報なので再開後どうなるかは不明。Go To トラベル事業における泊数制限の導入について
- Go To トラベルの再開時期は2020年4月時点では未定であるものの、割引率30%、クーポンが平日3,000円、休日1,000円というのは公開されている。GoToトラベル旅行者向け公式サイト
- たとえば、一人一泊10,000円の宿に夫婦二人で7日間連泊し、クーポンは土日を休日扱いとするとすると、宿泊費9.8万円(10,000×2人×7泊×(100%-30%))に、クーポンが1.7万円(3,000×5泊+1,000×2泊)ついてくる。つまり14,000円/泊に2,428円/泊のクーポンがついてくる。二人で20,000円/泊で探せば食事付きプランもあるので選択の幅が広い。
株主優待を利用
- 株主優待を使うと割引料金で宿泊できる場合がある。
- 株主優待を入手するには株を購入して判定基準月を待つか、フリマアプリや金券ショップで購入するか。前者は時間がかかるし、後者は株主本人しか使えないものがあるので注意。
コード | 法人名 | 対象ホテル | 優待 | 基準月(適用期間) | 備考 |
3244 | サムティ | エスペリアホテルなど | 無料宿泊 | 11(3~2) | 「株主様ご本人及びそのご家族様がご利用いただけます」FAQ |
3289 | 東急不動産HD | ホテルハーヴェストなど | 優待料金 | 3(6~1) 9(12~8) | ツイン12,100~17,600円/泊で利用可 |
3463 | いちごホテルリート | コンフォートホテルなど | 優待料金 | 1(5~3) 7(11~9) | |
3476 | みらい | コンフォートホテルなど | 基本料金の約30~40%オフ | 4(7~6) 10(1~12) | |
4681 | リゾートトラスト | ホテルトラスティ | 30~50%オフ | 3(7~6) | 株主優待の「インターネット等により第三者へ売買する行為は、個人情報等の不正利用防止に鑑み、禁止」FAQ |
4691 | ワシントンホテル | ワシントンホテルプラザなど | 20%オフ | 3(7~6) | 例:ツイン素泊まりが12,600円だとすると10,080円に |
8591 | オリックス | ハイアットやヒルトンの一部 | 10~15%オフ | 3(7~) 9(12~) | 「株主カードは株主さまご本人以外のご使用を固くお断りいたします」優待ガイド |
8850 | スターツコーポレーション | ホテルエミオンやホテルルミエールなど | 20%オフ | 3(~1) 9(~7) | 「各ご優待券は、株主様ご本人及び株主様のご親族のみ、ご利用いただけます」 |
8963 | インヴィンシブル | マイステイズホテルなど | 10%オフ(楽天証券) | 6(10~3) 12(4~9) | |
8984 | 大和ハウスリート | ダイワロイネットホテル | 優待料金 | 2(5~11) 8(11~5) | ツイン朝食付き17,020~19,420円/泊で利用 |
8985 | ジャパン・ホテル・リート | オリエンタルホテルや、メルキュールホテルなど | 10%オフ | 6(10~9) | |
9202 | ANA HD | インターコンチネンタル、クラウンプラザ、ホリデイ・インなど | 20%オフ | 3(6~11) 9(12~5) | ハイクラスホテルが多いので2万円を超えることも |
9616 | 共立メンテナンス | ラビスタなど | 通常料金の約10~30%オフ | 3(7~1) 9(12~6) | |
9713 | ロイヤルホテル | リーガロイヤルホテル | 正規料金の50%オフ | 3(6~12) 9(12~7) | 優待を使わない方が安いことも |
9722 | 藤田観光 | ワシントンホテル、ホテルグレイスリーなど | 正規料金の50%オフ | 6(10~3) 12(4~9) | 10,000円前後から利用可(藤田観光グループ施設料金表 2022年度版) |
サブスクモデルを利用
- 東急のtsugitsugi。全国173施設を日替わりでも連泊でも利用可能。連続する30泊23万円、ルネッサは2,000円/泊、バケーションズは6,000円/泊の追加。同伴者1名無料。23万円と考えると高いが、土日含めて素泊まり7,667円/泊からと考えるとなかなかお得なプラン。抽選だが13泊11万円プラン、8,462円/泊からもあり。
- 三井不動産ホテルマネジメントのHOTELここだけパス。全国38ホテルのうちの一つに連続14泊以上することでツインを素泊まり4,700~9,500円/泊で利用できる。土日含めて4,700円から利用できると考えるとお得なプラン。利用期間は2022年4月現在で2022年8月10日まで。ちなみにHOTELどこでもパス、日替わりでも連泊でも利用できて、30泊21万円+ホテルランクによって1泊500円~8000円の追加料金するプランもあるが、現在募集なし。
移住先を探しているなら、自治体が用意している移住体験施設を利用
- もし長期滞在の目的が移住先探しだったら、自治体が用意している移住体験施設の利用も検討しよう。
- もちろん全ての自治体が用意しているわけではないので、移住候補地が用意していればという幸運があればだが。
- たとえば2021年の移住先ランキングで1位だったのは静岡県。2021年移住希望地域ランキング公開(ふるさと回帰支援センター)県東部の東伊豆町が運営している体験施設は、一人一日1,500円で利用できる。お試し住宅(お試し移住体験施設)- 予約状況更新 –(東伊豆町)
まとめ(再掲)
- 短期の旅行と異なり、長期の旅行となると宿泊費の負担が大きくなる。
- 宿泊費を抑えるには、Go To トラベルのような国の施策、株主優待による割引、長期滞在用のサブスク利用などを検討しよう。
- もし移住先を探しているなら、自治体が実施しているお試し移住事業に申し込むのも良いだろう。