Sony Bank WALLET(VISAデビットカード)を使って最大2.0%のキャッシュバックを受けよう

  • Sony Bank WALLETはソニー銀行が提供するVISAデビットカードで、VISA加盟店でクレジットカードと同じような支払い方が可能。
  • 最大2.0%のキャッシュバックが魅力だが、デビットカードならではの制約やキャッシュバック率を上げるためのハードルがある。
  • カードを作る際は、ご家族・ご友人紹介プログラムを使って最大4,000円のプレゼントを受けよう。

メリット

  • 決済金額に対して最大2.0%のキャッシュバックが得られる。
  • デビットカードを持っているだけで他行振込手数料が月2回無料
  • 普段使いではないものの、外貨の支払いを外貨口座から手数料なしで支払うことができる。もちろん外貨口座に入金する外貨を円から交換する際に米ドルであれば1ドルあたり4~15銭の為替手数料は必要だが、クレジットカードの1.6%以上の外貨取扱手数料よりかなり小さい。

2.0%を得るためのハードル

  • 2.0%のキャッシュバックを得るためには優遇プログラム Club Sにてプラチナステージを獲得する必要があり、たとえば1,000万円相当の資産をソニー銀行で運用する必要がある。(詳細)
  • 1,000万円もの運用可能な資産が必要なうえ、他の証券会社であれば受けられるポイントサービスもソニー銀行にはない。
  • たとえば1,000万円の投資信託を楽天証券に預けていれば投資信託資産形成ポイントにより年間6,000ポイントを受け取れるし、SBI証券に預けていても投信マイレージサービスによりポイントを受け取れる。SBI証券の場合、ポイント数は保有銘柄によるが信託報酬が低いものだと2,000~3,000ポイント程度が受け取れる。
  • それが受け取れないデメリットを帳消しにするためには、還元率が1%のクレジットカードを使っている場合は決済金額が年60万円以上、還元率1.5%のクレジットカードを使っている場合は決済金額が年120万円以上、が必要になる。※「ハードルを少しだけ下げる方法」を後述
  • また、税金などの支払いもキャッシュバックの対象となるが最大1万円/月という制約がある。ただ、2.0%のキャッシュバック率だと月50万円以上の決済が相当するので、関係するのは一部の人だけだろう。

デビットカードならではのデメリット

  • クレジットカードと異なるところもあり、ガソリンスタンド、高速代、一部のケーブルテレビ・インターネット・モバイル通信などの支払いに利用できなかったり、一部のサービスの利用頻度に制限があったりする。
  • また、口座からの引き落としのタイミングは、クレジットカードであれば基本的には1ヶ月前後の後払いだし分割払いも選択できるが、デビットカードは即時の引き落としとなる。

カード作成はご家族・ご友人紹介プログラムから

  • カードを作るためにはソニー銀行に口座を作る必要がある。
  • 2021年3月時点では、紹介者に1,500円、被紹介者に最大4,000円がもらえる。(詳細
  • 紹介者から受け取ったメールのリンクから口座開設し、30万円以上の入金とその内10万円の資産運用などが条件となる。
  • 身近に紹介してくれる人がいない場合、ネットで探したくなるところだが『紹介するかたによる、ウェブサイト、インターネットオークション、雑誌などの媒体を利用しての、不特定多数のかたへの勧誘活動を禁止させていただきます』とのことなので、紹介者の禁止行為を助長することになるのは一考してもよいだろう。

まとめ(再掲)

  • Sony Bank WALLETはソニー銀行が提供するVISAデビットカードで、VISA加盟店でクレジットカードと同じような支払い方が可能。
  • 最大2.0%のキャッシュバックが魅力だが、デビットカードならではの制約やキャッシュバック率を上げるためのハードルがある。
  • カードを作る際は、ご家族・ご友人紹介プログラムを使って最大4,000円のプレゼントを受けよう。

【追記】ハードルを少しだけ下げる方法

  • 2.0%のキャッシュバックを得るためとはいえ、プラチナステージを獲得するには1,000万円相当の資産が必要だし、たとえば楽天証券で投資信託を保有していれば投資信託資産形成ポイントにより6,000円相当のポイントが得られることから年会費6,000円を支払うようなものであり、そのデメリットを打ち消すために多額の決済が必要なのは前述のとおり。
  • しかし、そのハードルを少し下げる方法がある。1,000万円の資産が必要なのは変わりないが多額の決済を不要とする方法である。
  • 優待プログラム Club Sのステージ判定は各月末に実施されるが、ステージダウンするのは3月と9月のみというステージサポートサービスがある。これを利用して、3月と9月はソニー銀行で投資信託を保有し、残りの月は楽天証券で投資信託を保有すれば、デメリットとなる逸失ポイントを1,000円相当に抑えられる。
  • たとえば、還元率が1%のクレジットカードを使っている場合は決済金額が年10万円以上、還元率1.5%のクレジットカードを使っている場合は決済金額が年20万円以上で、メリットが上回るようになる。

編集履歴

  • 2021/03/14 「ハードルを少しだけ下げる方法」を追記

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