自動車保険を見直して保険料を節約しよう

Marcel LangthimによるPixabayからの画像
  • 現在加入中の三井ダイレクト損保の自動車保険で、各保険の設定を見直してみた。
  • 対物超過修理費用特約は、本来不要かもしれないが古い車と事故を起こした時の示談の手間を考えると入っといても良いだろう。
  • 人身傷害保険は搭乗中のみを対象としても良いが、自転車に乗る人は一般タイプにしておくと良いだろう。

賠償保険

  • 対人賠償保険:無制限。これ以外選択できない。
  • 対物賠償保険:無制限。3000万円にすると270円安くなる。
  • 対物超過修理費用特約:あり。なしにすると320円安くなる。
  • 他社運転特約:あり。これ以外選択できない。

傷害保険

  • 搭乗者傷害保険(死亡・後遺障害):なし
  • 搭乗者傷害保険(医療):なし
  • 搭乗者傷害Wケア:なし
  • 人身傷害保険:一般3000万円。5000万円にすると300円高くなる。搭乗中のみにすると320円安くなる。
  • 無保険車障害特約:2億円
  • 自損事故障害特約:なし

車両保険

  • なし

その他の特約

  • 弁護士費用補償特約:なし。ありで4210円高い。

対物超過修理費用ってなに?

  • 目的:示談交渉を早く終わらせる
  • 条件①:自分にも過失がある場合の物損事故である
  • 条件②:相手の修理費が時価額を超える(古い車など)
  • 対物賠償保険なので自分の過失割合が0%ではない時に関係してくる。過失割合が0%というのは自分が信号待ちで止まっている時にぶつけられた場合などなので、多くの自動車事故で関係してくるだろう。
  • 法律的には修理費用は時価額までの賠償で良いが『相手自動車が年式の古いお車等で、修理費用が「時価額」を超える場合、時価額を超えた部分の修理費用は相手方の負担となり、「時価額」での賠償に応じていただけず示談交渉が長引く恐れがあります。』とのこと。対物賠償無制限でも「対物超過修理費用補償特約」は必要か(三井ダイレクト損保)
  • 特に自分の過失割合が大きい場合、相手方からしてみれば過失割合が低いにもかかわらず、修理費用が時価額で制限されてしまうと納得いかないものがあるだろう。
  • その場合、この特約で実際の修理費用を支払うことができれば示談交渉を早く終わらせることが可能になるかもしれないので、加入しても良いだろう。
  • ただし、この特約は保険会社の都合という一面もあるかもしれない。たとえば相手方が買い替え諸費用も請求できることを知らないために修理に固執する可能性もあり、その尻拭いをしているとも言えるからだ。
  • ちなみに加入率は80%対物超過修理費用特約(イーデザイン損保)とか52.2%対物全損時修理差額費用特約(おとなの自動車保険)とのこと。

搭乗者傷害保険と人身傷害保険の違いは?

  • 搭乗者傷害保険は、『あらかじめ定められた額が補償される定額タイプの保険』とのこと。搭乗者傷害保険(三井ダイレクト損保)
  • 人身傷害保険は、『実際に生じた損害を補償』とのこと。人身傷害保険(三井ダイレクト損保)
  • 最低限の保険を考えるなら人身傷害保険で十分だろう。

人身傷害保険の搭乗中のみタイプってなに?

  • 人身傷害保険には、「一般タイプ」と「搭乗中のみタイプ」がある。
  • 搭乗中のみタイプは、保険対象の車に乗っている場合の自動車事故に限定されている。
  • 一般タイプであれば、保険対象外の車、バス、タクシー、歩行中(自動車に搭乗中以外なので自転車も含まれるだろう)の自動車事故までカバーされる。保険金の種類と補償の概要(三井ダイレクト損保)
  • 最低限の保険を考えるなら「搭乗中のみタイプ」で十分だろう。
  • ただし自転車に乗る人であれば「一般タイプ」も良いだろう。自分が加害者になった場合の個人賠償責任は火災保険などに含まれているかもしれないが、自分が被害者になった時の保険を加えられるためである。

まとめ(再掲)

  • 現在加入中の三井ダイレクト損保の自動車保険で、各保険の設定を見直してみた。
  • 対物超過修理費用特約は、本来不要かもしれないが古い車と事故を起こした時の示談の手間を考えると入っといても良いだろう。
  • 人身傷害保険は搭乗中のみを対象としても良いが、自転車に乗る人は一般タイプにしておくと良いだろう。

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