〔34〕完全拡散面ってなんだろう
・輝度L[cd/㎡]=光度I[cd]/面積A[㎡]
・面積Aは、輝度を測定する点から光源の見かけの面積を示す
・完全拡散面とは、大きさのある光源でどの方向から見ても輝度が一様に見える発光面、のこと
・光束発散度M[lm/㎡]=光束F[lm]/面A[㎡]
・照度E[lx]と同じ導出式
・完全拡散面では以下が成り立つ。
光束発散度M[lm/㎡]=π×輝度L[cd/㎡]
・光度I[cd]=F/ω ※ω[sr]:立体角
・ω[sr]=S[㎡]/R^2[㎡]=2π(1-cosθ)
・輝度L[cd/平米]=I/A
〔33〕立体角ってどんな角度
・ω[sr]=S[㎡]/R^2[㎡]=2π(1-cosθ)
・平均照度E[lx]=光束F[lm]/面積A[㎡]
・平均照度E[lx]=光度I[cd]*ω[sr]/面積A[㎡]
・照度E[lx]=光度I[cd]/距離r^2[㎡]
〔32〕照度を計算してみよう(距離の逆2乗の法則)
・E[lx]=I[cd]/r^2[㎡]
・非均等点光源:E[lx]=In[cd]cosθ
・In:点光源の垂直軸方向の光度
〔31〕照度を計算してみよう(入射角余弦の法則)
・均等点光源:E[lx]=F[lm]/4πr^2[㎡]
・無限長直線光源:E[lx]=F[lm]/2πr[㎡] ※円筒1メートルあたり
〔30〕照明に出てくる単位
・光束F[lm]:光源からでる放射束のうち、人の眼によって明るさとして感じるもの
・光度I[cd]=F/ω ※ω[sr]:立体角
・照度E[lx]=F/A ※A[平米]:ある面
・輝度L[cd/平米]=I/A
・光束発散度M[lm/平米]=F/A ※Fは二次光束の光源
・光量[lm・s]=F×時間[s]
・ステファン・ボルツマンの法則
・J[W/平米]=σT^4[K]
〔29〕直流チョッパとインバータはこれでマスター
・直流チョッパは、回路をオン・オフするので、自分でオフできない機器は使えない。
・例:逆阻止三端子サイリスタ
・d=Ton/T
・d:デューティーファクタ、流通率
・直流降圧チョッパ
・Vd=dE
・Vd:出力電圧の平均値
・E:電源電圧
・直流昇圧チョッパ
・Vo=(1/(1-d))E
・Vo:出力電圧の平均値
・インバータは直流を交流に逆変換する(交流が基本という考え方と思われる)
・他励式インバータ
・全波整流回路を利用
・従来の負荷側に直流電圧をかける
・ターンオフ機能を持たない逆阻止三端子サイリスタと交流電源を用いる
⇒交流電源のことを指して他励と読んでいると思われる
・制御角をπ/2以上にすると、構成を代える必要がない
・交流電源に直流電源の電力が付加される
・自励式インバータ
・オン・オフ制御できる自己消弧形デバイスである、ゲートターンオフトランジスタ(GTO)、パワートランジスタなどを利用する
・誘導性の負荷のために帰還ダイオードが使われる
・高調波の除去には、PWM、LCフィルタ、インバータの多重化などが使われる
〔28〕整流装置いろいろ
・整流ダイオードを使うと、単純に半波のみ流れる
・サイリスタを使うと、電流を流すタイミングを変えられる、つまり制御角を変えられるので、負荷の平均電圧を制御できる
・さらに、負荷が誘導性だと、交流電源電圧がマイナスになっても、しばらくは電流が流れ続けるため、その間、サイリスタがオフにならないので負荷にもマイナスの電圧がかかり、平均電圧が小さくなる。
・Vd≒0.45V(1+cosα)/2
・Vd:直流平均電圧
・V:交流電源電圧の実効値
・α:制御角
・ブリッジ整流回路を組むと、全波流れるようになる
・Vd≒0.9V(1+cosα)/2
・α=0でVdは交流の平均値となるがVd<Vである。実効値は平均値を算出しているわけではないため。(直流と同等の電力となる値から逆算している)
・三相でブリッジを組むと、電圧の山が一相あたり二つなので、三相で六つになる。
・Vd≒1.35Vcosα
・α=0で、単相の1.5倍となる
・α=π/3で、単相と等しくなる
・電流が流れ続けることを利用して、電流の脈動を抑えるために使用されるインダクタンスを平滑リアクトル、または直流リアクトル、と言う
・インダクタンスを大きくするか、還流ダイオード、またはフリーホイーリングダイオード、を接続することで、さらに脈動を抑えることができる。
以上