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Janine BolonによるPixabayからの画像
- 人によって、どのような資産の運用効率が良いかは異なる。
- 株、債券、REITなどの個別銘柄は、それらの知識がある人に適している。
- ETFと投資信託のどちらを選ぶかは、所得控除額の余りや今後の運用方針による。
個別銘柄の知識 | 所得控除の余り | 運用方針 | 運用対象 |
あり | — | — | 株、債券、REITなどの個別銘柄 |
なし | あり | — | ETF |
なし | なし | 短期売買 | ETF |
なし | なし | 長期積立 | 投資信託 |
運用対象分類
個別銘柄の知識があるなら株・債権・REIT
- 株・債権・REITなどの個別銘柄の知識があり、市場連動型の投資信託やETFよりも大きなリターンを得られる自信があるなら、個別銘柄を運用するのが良いだろう。
- 特定の企業を応援したいとか(逆に応援したくないとか)、株主優待が魅力的とかもあるかもしれないが、それらを除けば市場平均と比べて少ないリスクで大きなリターンが得られる自信があるかどうか次第だ。
- ちなみに株式の売買手数料は、1注文毎の金額で手数料が決まるスタンダードプランの場合、50~100万円に対して535円、1日の注文金額で手数料が決まるアクティブプランの場合、100万円までなら0円なので、投資金額に対して0~0.1%程度となる。手数料(SBI証券)
- 一方、市場連動型の投資信託やETFは売買手数料がかからないものを選んでも、毎年かかる信託報酬は少なくとも0.1%程度はかかる。
- したがって、あくまで投資対象の個別銘柄への知識がある場合に限られるが、手数料の観点からも個別銘柄を運用するのが望ましい。
所得控除の余りがあるか短期売買するならETF
- ETFと投資信託は似ているがETFで運用した方が良い場合が二つある。(ETFのメリットや注意点はこちら⇒記事「ETFで資産を運用してみよう」)
- 一つは所得控除が余っている場合である。税金の観点から考えると、長期積立している時は配当金や配当金相当額はできるだけ受け取らず、運用会社の方で再投資してもらうのが望ましい。なぜなら配当金などをいったん受け取って自分で再投資したとしても、受け取る際に所得税と住民税がかかるので再投資に回せる金額が少なくなってしまうからだ。しかし所得控除が余っているなら税金を意識する必要はない。
- もう一つが短期売買などで換金する運用方針の場合である。無分配型の投資信託で配当金への課税を回避すれば、売却時の譲渡益の課税まで徴収を先延ばしできる。しかし短期売買する運用方針であればそのメリットもないので、ETFを選択しても良いだろう。
所得控除の余りがなく長期積立するなら投資信託
- 投資信託を選択するのはETFの場合の裏返しである。所得控除の余りがなく、短期売買せず長期積立で運用する場合は、投資信託の徴税を先送りできるメリットを利用するのが良いだろう。
まとめ(再掲)
- 人によって、どのような資産の運用効率が良いかは異なる。
- 株、債券、REITなどの個別銘柄は、それらの知識がある人に適している。
- ETFと投資信託のどちらを選ぶかは、所得控除額の余りや今後の運用方針による。
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